開基蓮生忌


実信房蓮生758回忌法要
2016年11月11日(金)18:00~


法要


河野先生

11月11日は今年で7年目になる蓮生忌でした。
今年は公演と奉納演奏。

法要に続いて、まず公演
薬師山病院ホスピス副院長の河野能士先生のお話 いろんな病院に勤務しながら出会った患者さんとのやりとりから
現在のホスピスに行き着かれた心境や、その経緯をしんみりと、、、。
病院でお酒の話など、所々楽しくお話頂きました。

長谷川和尚横田さん

続いては奉納演奏加古川より教信寺宝泉院住職の長谷川慶悟和尚と

ピアノの横田ちさとさんにお越しいただき演奏と法話が混じりあい、

音の世界と仏の世界を垣間見るようでした。


バッハ・・・・・管弦楽組曲三番よりAir

バッハ・・・・・ガンバ・ソナタ二番より

ボッテシーニ・・イントロダクションとガボット

ボッテシーニ・・エレジー in D
ラベル・・・亡き王女の為のパヴァーヌ
レハール・・・・メリーウイドワルツ

プッチーニ・・・誰も寝てはならぬ 

上記が予定プログラムでしたが、当意即妙なお話から曲目もどんどん変更があり、楽しく聴かせて頂きました。

下記が追加曲

滝廉太郎・・・・・荒城の月

ガーシュイン・・・・ラプソディ・イン・ブルー

アンコール

リー・ハーライン・・・星に願いを

コントラバスの低音の響 くこと!!やはりコントラバスのために書かれた曲は聞いたことない曲ですが、低音が身体にずんずん伝わり、痺れました。「お寺にピアノがあるのが珍しい、 さらに調律がしっかりあっているのがまた珍しい」とのことでラプソディ・イン・ブルーをとびきりの演奏でして頂きました。古くからの友人である調律師が当 日に音を合わせてくれて演奏に同席もして頂いてました。音響の事で色々アドバイスを頂きとても助かりました。本堂もほぼ満席でよい開基法要になりました。




実信房蓮生757回忌法要



常盤にある入逢山 西方寺の開基、宇都宮頼綱(蓮生)の謡曲を創作。

筑前琵琶奏者の片山旭星氏により初演、奉納致しました。

片山旭星氏


 入逢山 西方寺は宇都宮城主であり、宇都宮歌壇歌人でもあった

宇都宮頼綱(蓮生)が開基です。当山では、開基上人の法要を行うにあたって、

なぜ法要をするのか?出家とはなにか?ということをテーマに

毎年、法要のプログラムを組み、独自の内容の法要を753回忌より勤めております。

新堀上人


本年は757回忌にあたりまして、宇都宮頼綱の謡曲「頼綱」を宇都宮の末裔の方に草稿を書いて頂き、それを筑前琵琶奏者の片山旭星氏と副住職で構成しました。

露払いに野中久美子氏の能管

朗詠 聲明の法要に続いて、片山旭星氏が謡曲「頼綱」を奉納致します。

野中久美子氏


実信房蓮生757回忌法要
2015年11月11日(水)18:30~
謡曲「頼綱」奉納 片山旭星(筑前琵琶)
能管奉納演奏 野中久美子
式衆 新堀 一海
    三輪 愿宗
料金 志納(どなたさまでもご参拝できます)


京都新聞

光明寺「ひかり」

・お問合せ

京都市右京区常盤出口町1番地

入逢山 西方寺

MAIL mumuhito@hotmail.com

HP http://www15.plala.or.jp/miterasaihou/index2.html











実信房蓮生法師756回忌法要
11月11日(火) 
18時      ご挨拶
18時15分頃
 講演
 志明院住職 田中 真澄師

19時頃     
 蓮生法師法要(奏楽・朗詠)
 十方 般若心経 弥陀礼 回願 紅葉 武徳楽 嘉辰
 

  守中 隆明(朗詠・聲明・龍笛)
 高橋 和幸(朗詠・聲明・篳篥)
 三輪 愿宗(朗詠・聲明・篳篥)
 今井 博規(朗詠・篳篥)
 和田 篤志(朗詠・笙)

19時40分頃 
          終了
  

場所       入逢山 西方寺
          京都市右京区常盤出口町1
入堂       志納(お賽銭) お供養饅頭付き

志明院住職の講演

法要

法要

法要4




2013 年11月11日(月)

西 方寺 実信房蓮生755回忌

午 後18時開場 18時半 開式


○ 法華浄土法要

  般若心経 観音経


土 持悠孝(顕本法華宗)

僧 侶、ピアノ、音花、ハルモニウムなどの演奏家

人 と関わる事で内側から自然と流れる音を紡ぐ。

ピ アノそろCD「光と糸」「此処」他


守 中隆明(西山浄土宗)

僧 侶、レゲエDJ 水墨画家

自 坊の法務を手伝う傍ら、音楽会場以外にも

お 寺や介護施設などでも演奏活動をしている

CD 「kyomei」西山浄土宗全国青年僧侶の会会長


○ 京ことば朗読

中 島さよ子

2004 年に「京ことばの会」を立ち上げ、消えつつある京ことばを

次 世代に語り継ぐことを目的に活動する。

「京 ことばカルタ」「京ことばで語る昔話」のCD製作販売

NHK カルチャー教室講師、朗読グループ「るい」での朗読指導。

朗 読サロン「響」の運営委員を務める。



浄土法華法要


2013年蓮生忌レ ポート




2012 年11月12日(月)

西 方寺開基 蓮生754回忌

午 後6時~

般 若心経  蓮生法師回向

聲 明 法住寺 赤松師  西方寺 愿宗

今 様 法住寺 赤松師 

楽 人 和田氏

白 拍子舞 井上由理子:平安末期から鎌倉時代にかけて活躍した白拍子の芸能を舞、語りなどによって創作。『平家物語』や『梁塵秘抄』などの古典をテーマにし た作品をはじめ、寺社縁起ゆかりの作品などを演じる。舞台公演のほか寺社での奉納多数。流儀を持たないで、遊行の芸能者として活動する。文筆家。古典芸能 や日本の食文化、京都の文化などを主なテーマとする。著書に『能にアクセス』(淡交社)『京都の和菓子』(学研)『和菓子の意匠』(京都新聞出版セン ター)『近江の和菓子』(サンライズ出版)など。

白拍子

入 堂 志納


蓮生忌にむけて2012 -1


蓮生754回忌


蝋燭

今様にて蓮生の和歌を詠み、笙の音に白拍子舞

平安時代に思いをはせ、蝋燭の明かりで法要を行いました。


2011 年12月6日(火)

西 方寺開基 実信房蓮生753回忌(宇都宮頼綱)

午 後6時~(7時半頃終了予定)

○ 浄土法要

西 山聲明(添雅楽)18:00~

○ 時宗

薄 念仏(附別願和賛)18:30~

梅 谷 泰樹 新堀 一海 西村 侑哉

○ 講演 

「ゴ リラとご縁」 山極寿一(京都大学理学研究科教授)19:00~

疏

疏 では、蓮生法師の遺徳を感謝とともに讃え、震災や台風災害の物故者の追福を祈念

薄

薄念仏の作法では、鉦を箱より出す作法より初めて頂きました。

薄念仏
内陣の中を、念仏を唱えながら、お能のすり足の原型ともなったといわれる所作で回られま す

薄念仏十念

和讃と導師十念


蓮生忌にむけて 2011



 以下は昨年のレポート

 蓮生

開基 宇都宮蓮生忌 聲明とアジアの民族楽器

12月17日(金)(旧暦11月12日)

18時半法要(18時開場)

於 入逢山 西方寺 

入堂:お心持 

ご予約

075-861-3415 (三輪)

mumuhito@hotmail.com

 

12月17日(旧暦11月12日)

西方寺開基の宇都宮頼綱こと実信房蓮生法師のご命日にあたり法要を勤修します

法師の遺徳を称え、聲明(聲の明かり)を読誦する事により、一年間につもった 罪や苦しみ(*無明)、を懺悔し除きます(*除夜)。

どなた様もお参り頂ければと思います。

 *無明=自己中心のためにおこる苦しみの原因      *除夜 =夜(無明)を除く

 

一.法要 聲明(天台・浄土)

赤松圭祐(天台宗)  新堀 一海(時宗)  三輪 愿宗(西山浄土宗) 

浄土宗西山派の節よりお経を始め、般若心経読誦

天台(衆罪伽陀)・西山(観音礼)・時宗聲明(勢至礼)

天台(甲念仏) 時宗(連称念仏)

常盤の地に念仏堂をお建てになられた、蓮生法師の遺徳を称え、聲明で罪を清め て後、念仏を称えていきます。

 

 

一.奉納演奏

伊藤 悟 ひょうたん笛フルス

98年 より中国雲南省に滞在し、少数民族音楽を学ぶ。特に、故エンダーチュエンよりタイ族のひょうたん笛を学び、その音色や歌に惚れ込み村々の老人を訪ねて回 る。その後もチェンマイやラオスで音楽を学ぶ傍ら演奏活動を開始。アジアの民族芸術の研究ならびに、日本、中国そしてタイで演奏活動を行なっている。テー マは、People, Life and Music.

ひょうたん笛――タイ族語名称:ビー・ラムダオ、中国語名称:フルス (葫芦絲)

中国雲南省の西部、タイ北部、ビルマ、ラオスの少数民族(主に、タイ 族、ジンポー族、ダアン族、アチャン族、ワ族など)が使用していたフリーリード管楽器。 一昔前まで、青年たちは笛を奏でて女性に想いを伝えていた。

現在、中国で広く学校教育にも取り入れられている話題の民族楽器。

特徴としては、日本の笙に似た音色とバグパイプのような2つのドローン 管を備えていること。日本や中国の笙はこの地域に起源があるといわれている。

 

*蓮生法師について・・・

  宇都宮頼綱こと実信房蓮生(れんしょう)法師は一一七二年に下野国の武家に生まれ。平安から鎌倉時代へと変わる激動期に青年期を送られ、その戦乱の中、  祖父の出家や父の早世。権力争いの世の中を厭い、元久二年三十三歳にして出家されました。当時、念仏の教えを広められていた法然上人の弟子に入られ、法然 上人亡き後は浄土宗西山派の流祖である西山証空上人の弟子となり、その財力を活かし、各地に念仏堂を寄進され、西方寺はその晩年に寄進されたお寺です。仏 道以外にも歌道にたしなまれ、藤原定家とは親類にあたり、宇都宮歌壇の礎を築かれました。

 

 

◎西山入道実信房蓮生法師752回忌は無事終了しました。

おかげさまで関係者を合わせ、50人を超える参拝を頂きました。

 

 

○当日の法要の差定(プログラム)は

 西山浄土宗の節で「焼香偈」より始まり

 仏様を道場に迎える「四奉請」は天台→西山→時宗→天台の節にて

 「般若心経」は楽太鼓 導師による蓮生法師の遺徳を称える疏が入り

 天台聲明「衆罪伽陀」西山聲明「観音礼」時宗聲明「勢至礼」天台聲明「甲念 仏」

 「連称念仏」は時宗様にて

 蓮生法師が念仏堂を西方寺の此地に建てられた事を思い

 念仏中心のお参りをさせていただきました。

 

出座して頂いた赤松師は天台宗法住寺の住職でお忙しい中お越し頂きました。

御自坊は後白河法皇の本拠とされていたお寺で、身代り不動が有名です。

新堀師は金光寺の副住職で、自坊は 時宗市屋派の本山であり、

 

お二方とも、2010年の5月、長講堂浄 土如法経大法要のご縁を頂きました

西方寺にお参り頂き本当に感謝の至りです。

 

 

 

奉納演奏の伊藤悟様の演奏は

「耳をかたむけて聴く」ということは、 まさにこういう事なんだろうなぁ、と思うような、

本堂にいらっしゃる参拝の方々が、目を つぶって、静かにその瞬間を過ごされていました。

胸に沁み込むような、過去の記憶にひそ んでいるような不思議な音色。 法要に関係して頂いた方、御縁を結んで頂いた蓮生法師 全ての方々に感謝します。 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 素朴な音

 連呼で陶酔

 

 

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